今回は実際にアプリを作る際に操作する画面について解説していきます。
glideって何?とか、登録はどうやるの?とか、無料でできる範囲が知りたい!という方は前回の記事をご覧ください。
- 新規アプリの作成方法
- データ編集画面詳細
- アプリ編集画面詳細
- アプリ設定画面詳細
がそれぞればっちり理解できます!これを読めばアプリを作る準備万端!是非ご覧ください!
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新規アプリの作成方法
データ方式の選択
アプリ一覧画面の+マーク(New App)をクリックすると画像の画面が開きます。選択できるのは2種類
- 自分のスプレッドシートを使う
- glide内でデータを管理する
2021/06/05追記
アプリ制作時に選べるデータ形式が増えました!下記を参照。これでより開発の幅が広がりますね。
自分のスプレッドシートを使う場合は、あらかじめグーグルドライブ内にスプレッドシートを作成しておき出てきた一覧から使いたいシートを選択します。
glide tableを使う場合は特に事前の準備は必要ありません。
う~ん、しまった。#glide 独自のテーブルで始めてしまったので、スプレッドシート更新→トリガー発動のパターンが使えない!😭#アプリ開発#ノーコード
— とりすたん@ノーコードで即行動 (@toristan2021) March 3, 2021
アプリを作成した時に初めに開く画面です。上に3つ画面切り替えのタブがあり、それぞれ
- データ編集画面
- アプリ編集画面
- アプリ設定画面
となっています。次から詳しくそれぞれの画面について解説していきます。
アプリ編集画面
画面はエリアで上記のように分かれています。
- タブ管理
- コンポーネント一覧
- アプリプレビュー画面
- コンポーネント詳細設定
- アプリアイコンと名前
- アプリの無料使用枠、リリース情報
タブ管理
タブ管理画面では、アプリのタブに関する情報が表示されており、名前の変更、タブの追加や移動、表示非表示の切り替えなどが行えます。
コンポーネント一覧
現在表示されている画面に組み込まれているコンポーネントの一覧です。
コンポーネント詳細設定でstyleが選べます。
スタイル8種類の概要はこちら。
あらかじめレイアウトが決まっている物から、自分で自由にカスタマイズできるものもあります。
アプリプレビュー画面
一番見るであろうアプリのプレビュー画面です。
実際にアプリを公開した際にユーザーが操作する画面になります。
ユーザーごとの表示切替
ユーザーごとの表示の確認用です。ログイン必須のアプリを作成する場合、プロフィール画面とかは、ユーザーごとに表示したい情報が変わりますよね?クリックすると入力画面が表示され、メールや名前でユーザーを限定し、そのユーザーに画面がどのように表示されているかが確認できます。
選択したタブの表示画面
①で選択したタブの画面が表示されます。Play Modeで表示している場合はすべてのコンポーネントが本番環境と同じように動作します。
Play ModeとSelect Mode
実際のアプリと同じ環境(Play Mode)とテキスト入力やボタンを押すことができない編集専用画面(Select Mode)の切り替えができます。
コンポーネント詳細設定
選択したタブやコンポーネントの詳細設定画面。選んだコンポーネントにより設定できる項目が変化します。
大まかに分けると見た目の部分とアクション(挙動)について設定できます。
コンポーネント10種類の概要はこちら。
右下の?マークからはライブラリーやyoutubeチャンネル、サポートリンクに行けます。ダークモードへの切り替えもこちらから。
アプリアイコンと名前
現在のアプリ名とアイコンが確認できます。編集は上部タブ一番右の「アプリ設定」から。クリックでアプリ一覧へ。
アプリの無料使用枠、リリース情報
Upgradeからはアプリが現在使用済みの無料枠の確認ができます。Publishでは現在使用中のプラン確認とアプリの公開情報の編集ができます。
データ編集画面
画面はエリアで上記のように分かれています。
- データシート画面
- データ編集画面
- スプレッドシートの名称、リンク、同期ボタン
データシート画面
アプリで使用しているデータシートの一覧です。名称の変更、シートの削除(スプレッドシートと連携しているの場合はここからは削除できません)、glide table(glide内のデータシート)の追加を行うことができます。glide tableは他のアプリで使っているデータも参照可能です。
データ編集画面
アプリに表示するデータを扱う場所です。①で選択したシートの情報が表示されます。真ん中上がシートの名称、一番上の行がデータの型(アイコン)と名称、右上の+ボタンで列を追加します。各データ内容は直接編集可能でスプレッドシートの値とリンクしています。
基本スプレッドシートと同期している場合は同じデータが表示されますが、glide特有の型を使って列を作成している場合はglide側にしか表示されません。
glideで使えるデータの型について解説しました→glideのデータの型23種の概要をまるっと解説はこちら。
スプレッドシートの名称、リンク、同期ボタン
使用しているスプレッドシートの情報が表示されます。glide tableを使っている場合は見なくていいです。スプレッドシート名をクリックするとそのファイルを開きます。スプレッドシートを変更した時すぐにアプリに反映させたい時は同期ボタンを押すと即反映してくれます。
アプリ設定画面
アプリ設定画面では、アプリの全体的な設定を編集できます。項目は10個。
- Appearance~外観~
- App Info~アプリ情報~
- Privacy~プライバシー~
- Sharing~共有~
- Sign-in Screen~サインイン画面~
- User Agreements~ユーザーの同意~
- Data~データ~
- Template~テンプレート~
- Billing~プラン情報~
- Integrations~外部ツール連携~
Appearance~外観~
アプリの外観に関する設定が行えます。設定可能な項目は以下。
- テーマカラーの選択
- スタイルの選択
- デバイスでの見え方
- フォント
- タブ名称の表示非表示切り替え
- タブレット、PCの外観設定(有料版のみ)
個人的にはもうちょっといじれると嬉しいなぁ~と思います。glideで作ったアプリはどうしても、デフォルトの設定項目だけだと同じ感じになりがち(画像を多様すればオリジナリティは出せます)なので、アップデートに期待です。(他力本願)
App Info~アプリ情報~
アプリ情報の設定画面です。アイコンをテンプレートや自作のものから選択したり、アプリの名称、制作者、簡単な内容説明が編集できます。アプリを作った直後は制作者の名前がグーグルアカウントに紐づけられていますので、本名などで登録していて名前がばれたくない場合はアプリを公開する前に必ず変更しておきましょう。
内容を記入する欄はアプリを公開すると、トップ画面に表示されますので、アプリの主旨や簡単な使い方などを入れとくと良いと思います。
Privacy~プライバシー~
プライバシー設定の項目では、アプリの公開設定などが編集できます。
PUBLIC SIGN-IN
Public…リンクを知っているすべてのユーザーが使用可能
Public with email…メールアドレを入力してログインすればだれでも使用可能
PRIVATE SIGN-IN
Only I can sign in…自分だけがサインイン可能
Limit access by password…パスワードによるアクセス制限をかける。無料版では同時使用人数が1人。
Limit access to emails in user profiles…翻訳すると「ユーザープロファイルの電子メールへのアクセスを制限する」となりますが、よく分かりません。※有料版のみ
Limit access to emails in sheet…翻訳すると「シート内のメールへのアクセスを制限する」となります。こちらも使ったことがないのでよく分かりません。※有料版のみ
おそらくほとんどの方は「PUBLIC SIGN-IN」のどちらかを使うことになると思いますので、その二つだけ使い分けられればOKだと思います。
User email addresse
ユーザーがログインするときに入力してもらうメールアドレスの収集タイプが選べます。無料版ではユーザーが入力したメールアドレスは暗号化されglide上に表示されます。実際のアドレスを収集したい場合は有料版に切り替える必要があります。
Sharing~共有~
共有画面の設定ですが有料版のみとなっています。
APP COPYの欄にチェックを入れると、アプリのリンクを知っている人が、アプリ内部のデータをすべてコピー可能になります。普段はチェックする必要ありません。個人情報などを扱う場合は特に注意しましょう!
Sign-in Screen~サインイン画面~
ログイン必須のアプリを作成する場合に表示されるサインイン画面の設定です。無料版と有料版で編集可能な枠が変わってきます。
User Agreements~ユーザーの同意~
同意を求めるチェックボックスの表示非表示の設定です。無料版では表示できません。
Data~データ~
REFRESH
アプリ更新のタイミングを選択。無料版ではOnly on editのみ選択可能。
While editing or using the appは、スプレッドシートにWebデータを定期的に抽出するような関数を組み込んでいる場合、アプリの手動編集があったかどうかに関わらず、編集中やアプリの使用中に定期的にデータを更新し常に最新の状態に保ってくれます。
DATA EXPORT
アプリ内のデータをファイルにしてエクスポートします。
Delete User Data
ユーザーを指定してそのユーザーに紐づいたデータを削除します。
Template~テンプレート~
アプリ名、内容、ビデオデモ、価格などを設定し自分のアプリをテンプレートとして配布します。
Billing~プラン情報~
アプリの現在のプランとアップグレード。
Integrations~外部ツール連携~
外部ツールとの連携設定です。グーグルアナリティクスに連携しアクセス情報を解析(有料版のみ)したり、Zapierと連携し、アプリと外部ツール(Gmail、Twitter、Googledrive、Googlecalender等々)を繋げます。Zapierについてはまた別で解説します!
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スキルを身に付けた後どうするか?
分かりやすくまとめました。興味がある方は読んでみてください。
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アプリ開発画面の使い方まとめ
今回はアプリ開発画面の使い方を解説しましたがいかがだったでしょうか?まだ私も完璧に理解しているわけではありませんが、お役に立てれば幸いです。
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これでアプリを作る準備は整いました!レッツトライ!